事業別概要
公益財団法人東京応化科学技術振興財団の4つの助成事業と1つの表彰事業をご紹介します。
研究費の助成事業
化学の領域における基礎研究または応用研究で、その研究が先駆的かつ独創的であり、成果が科学技術の振興に貢献することが期待され得るものを対象としています。応募は、推薦制で推薦者は、この法人の役員及び評議員、又はこの法人で適当と認めた化学系学会*等となっています。なお、本財団選考委員会の選考及び理事会の承認を経て助成金を交付しています(助成額:1件当たり100万円まで)。
*化学系学会:公益社団法人日本化学会、公益社団法人高分子学会、公益社団法人電気化学会、一般社団法人表面技術協会、一般社団法人エレクトロニクス実装学会

第30回研究費の助成 東京大学 助教 小森喜久夫氏

第9回研究成果発表 東京大学 教授 石北央氏
国際交流助成事業
化学の領域における基礎研究または応用研究に関する国際研究交流に期待されるところの、(1)海外における国際研究集会への出席、又は主催者側から必要と認められて招聘される者、(2)国内で行われる国際研究集会及び(3)国外で行われる国際研究集会に対して行っています。応募は、推薦制で推薦者は、この法人の役員及び評議員、又はこの法人で適当と認めた化学系学会*等となっています。なお、本財団選考委員会の選考及び理事会の承認を経て助成金を交付しています(助成額:1件当たり(1)30万円、(2)50万、(3)50万円を限度)
*化学系学会:公益社団法人日本化学会、公益社団法人高分子学会、公益社団法人電気化学会、一般社団法人表面技術協会、一般社団法人エレクトロニクス実装学会
研究交流促進助成事業
産業・経済の発展に貢献することが十分期待される科学技術に関し、産学官等の研究交流の促進が図れるものを対象としています。応募は、原則公募とし、推薦は、この法人の役員及び評議員、又はこの法人で適当と認めたものに限っています。なお、本財団選考委員会の選考及び理事会の承認を経て助成金を交付しています(助成額:1件当たり100万円まで)。
科学教育の普及・啓発助成事業
科学教育や理科に興味を持った青少年を育成するための普及・啓発活動に対して助成を行っています。応募は、原則公募とし、推薦は、この法人の役員及び評議員、又はこの法人で適当と認めたものに限っています。なお、本財団選考委員会の選考及び理事会の承認を経て助成金を交付しています(助成額:1件当たり30万円)。

活動成果をまとめたパネル展示風景

活動成果をまとめたパネル展示風景
向井賞の表彰事業&記念科学講演会
科学技術の振興に関する注目すべき特に優れた研究業績を対象として、本財団選考委員会の選考及び理事会の承認を経て表彰を行っています(賞状、賞牌ならびに副賞(100万円))。
また、1992年(平成4年)より向井記念科学講演会を開催し、「研究費の助成」の研究成果発表会を同時に開催しています。

第25回向井賞 東京理科大学 教授 黒田玲子氏

向井賞メダル(純金100g)